読経 儀式
追加日: 2025年1月19日
記録年(月):
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出家 ― タイ仏教の受具足戒
PABBAJJĀ/UPASAMPADĀ
【解説】
「社会」の中の「非社会」、「世界」の中の「異世界」。
その構造を維持しつつ成立する比丘サンガの存在は、三宝、すなわち仏、法、僧の一翼を担うものとして、仏陀在世時から現代まで途絶えることなく伝承されています。比丘サンガは出家者によって構成されている組織であり、その修行生活は律(vinaya)によって日常生活のあり方や、求道者として為すべき事、為すべきでない事が定められています。テーラワーダ仏教比丘としての出家を乞う者は、一般社会とは生活コードの異なる日々を送ることになるので、パーリ律に従った手順で出家儀式(受具足戒式)にのぞみ、現前サンガの承認を得なければなりません。
この動画では、ラオス国境に近いナーン県にある森林寺院ワット、パーコーワンに於いて三名の青年が同時に出家を乞う儀式の様子が七分程度にまとめられています。
PDFテキストには出家に関する小文が編集されています。
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