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法と律
追加日: 2025年9月10日
発表年(月): 2025年3月
カムキエン師 最後の言葉
The Last Writings / คำเขียนสุดท้าย
カムキエン・スワンノー (著)

【概要 / 抜粋】

 スカトー寺前住職、故カムキエン・スワンノー師の『カムキエン師 最後の言葉』は、タイで出版された日本語の法施本PDFです。
 2014 年 8 月 23 日、78 歳で逝去されたカムキエン師が、生前書き残されたメモを元に編集されたタイ語・英語の本(タイ語『カムキエン・スッターイ(คำเขียนสุดท้าย)』、英語『The Last Writings』)が2024年に出版され、同本の翻訳本として2025年8月に本書が出されました。
 病床でカムキエン師が残されたメモが、師の筆跡のまま目に触れることができるだけでなく、ご自身や仲間たちの若き日の瞑想修行の様子、病をもつ身となられてからの心情や法の学び、弟子たちに伝えたいメッセージなどが率直に記され、非常に貴重な内容となっています。
 翻訳者はタイや仏教に普段から慣れ親しみ、また翻訳者や通訳としても活動している 5 名(浦崎雅代・工藤圭史・橋本香代子・尾崎和子・林聰馨(Satoka L.))が行ないました。
 この本は、日本で瞑想実践に取り組んでいる方はもちろん、苦しみなき生き方や、病や死という人生の大きな課題に向き合っている方に対しても、新たな視点や励ましを与えてくださると確信しています。カムキエン師の最後の日々。それはある意味、長年取り組まれた仏道修行の集大成としての日々であったのかもしれません。体の苦しみはあれど、心まで苦しむことはない。最後の一息を迎える瞬間まで心苦しむことなく、自然な、いつものままのお姿で息を引き取られたと伺っています。
 本書は書籍・冊子としての配布も行なっております。タイからの国際郵便となりますが、浦崎雅代(uramasafaa(at)gmail.com) まで【カムキエン師最後の言葉、法施本希望】とタイトルにお書きになり、メールにてご連絡下さい。

総ページ数: 73