研究
追加日: 2021年7月21日
発表年(月): 2012年9月
発表年(月): 2012年9月
タイ上座仏教における瞑想実践法の現在 調査報告
Thaniyo Bhikkhu (著)
【概要 / 抜粋】
現代、タイ国において瞑想実践法を指導している指導所は全国に増え広まっている。タイ国仏教事務局の『全国瞑想指導所登録書』(電子版:http://www.onab.go.th)によれば、 2000年に行われた大長老会議にて、瞑想指導所は登録を義務付けられ、こうして登録された瞑想指導所は 2010年6月7 日現在、全国で 1151 ヶ所あり、様々な瞑想法を指導しているのである。 本調査は、現代タイ上座仏教を中心として瞑想の実践法がどのように実践されているのかを理解する。そして、その結果を南伝上座部の文献に見られる瞑想法と比較し、現代タイ上座仏教の瞑想実践法はどの時代の文献に基づいてどのように実践されているのかを理解する。そのため、瞑想指導寺院の代表である ① Wat Mahathat Yuwaratrangsarit 寺院系、 ② 東北地方寺院系、③ Wat Paknam Phasicharoen 寺院系の瞑想実践法を事例として調査する。
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