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カムキエン・スワンノー (スカトー寺前住職)
1936 年 8 月 12 日、タイ東北部コンケーン県に生まれる。1966 年、ティアン・チッタスポー師と出会い、32 歳で出家。ティアン師のお供をしながら瞑想指導を行なうようになり、従兄弟のルアンポー・ブンタム師とともにチャイヤプーム県ケーンクロー郡のスカトー寺がある森に居住し修行を始める。<>1970 年代頃から、村人たちの困窮、悪行の横行、森林破壊などの姿に接し、ダンマを基とした農村開発事業にも従事し始める。寺内での幼稚園、米銀行、森林保全などの自然環境保護活動により、「開発僧(かいはつそう)」としても名が知られるようになる。瞑想指導者としては、国内はもちろん、海外(アメリカ・中国)へも招聘され指導を行なう。
瞑想指導と自然保護活動の 2 つを柱に出家生活を続けていたが、2006 年、悪性リンパ腫を患い治療が始まる。2014 年初頭から緩和ケアを受け、2014 年 8 月 23 日、78 歳でスカトー寺にて逝去。
工藤圭史
1979年岩手県生まれ ビジネスブレークスルー大学大学院出身 タイ国チョンブリ県在住 在家者2016年家族と共にタイに移住、日系企業の会社員として勤める傍らタイ現地の瞑想会や法話会に参加し在家者として修業中
タイ仏教法話翻訳も行いブログにて配信
タイ仏教翻訳ブログ
翻訳書「何のために瞑想修行するのか(ルアンポー・プラモート師)」
浦崎 雅代
1972年、沖縄生まれ。琉球大学在学中からタイ仏教や気づきの瞑想に興味を持ち、
タイ・チュラロンコン大学大学院留学を経て、琉球大学大学院(修士)、
東京工業大学大学院(博士)課程修了。マヒドン大学宗教学部元講師。
2015年マヒドン大学退職後、フリーランスでタイ仏教の通訳・翻訳に専念。
noteにて毎日タイ僧侶の説法を邦訳
リンク: 浦崎雅代のタイの空(Faa)に見守られて
翻訳書
カンポン・トーンブンヌム著「いのちの最後の授業」(サンガ)2018年
共訳書
カンポン・トーンブンヌム著(上田紀行監修・プラユキ・ナラテボー監訳)
『「気づきの瞑想」で得た苦しまない生き方』(佼成出版社)2007年
ジョアン・ハリファックス著『死にゆく人と共にあること』(春秋社) 2015年
プッタタート比丘『呼吸によるマインドフルネス』(サンガ)2016年
小坂 有弘
1990年、東京生まれ。2022年、筑波大学人文社会科学研究科、一貫制博士課程修了。博士(文学)。現在、ドイツ、ハンブルク大学客員研究員。専門分野は、インド大乗仏教、中観派、空性思想。
疋田 千秀
1949年 茨城県生まれ。1985年 高野山、正智院にて出家。
1989年 高野山留学僧としてタイ・バンコク、リャップ寺にて上座部比丘として出家。
1993年 スリランカの森林僧院、ボーデナガラ・アーランニャ寺院にてニ年間止住。
1995年 帰国して北関東の山間部に仏等庵を結庵し現在に至る。